2023.06.30
失敗しない!カーポートづくりのコツ①
こんにちは!カーポートオタクのヨミガエルです!
当社で多くご依頼をいただくカーポートは、新築を建てられた方にも人気の商品です。
日常的に車を使う方には毎日の暮らしに関わるものですし、金額的にも大きい商材でもありますので失敗はしたくないですよね。
このコーナーでは、Nisshoの豊富な工事実績から、暮らしにより便利に寄り添ってくれるカーポートを失敗しないでつくるためのコツを数回に分けてご紹介します!
コツその①〈可能な限り、車を使うときの状況をイメージしましょう〉
たとえば乗り降りする際はもちろん、大きな荷物を積み込みするときに柱が邪魔にならないかどうか。
どこまで屋根があれば、雨に濡れることなく乗り降りできるか。
せっかくカーポートをつけたのに柱があることで不便になったり、傘が必要になったりするのであれば意味がありません。
より快適に使える方法、形、サイズをイメージしましょう。
*所有している車のサイズを把握しましょう。
「1台用」「2台用」などのざっくりとした設定はもちろんありますが、
その中にもカーポートは奥行き、間口、高さがそれぞれ少しずつ違う規程サイズが数種類あります。
車種によって車体のサイズが異なるため、設置するカーポートの
目安としてサイズを把握しておく必要があります。
また、今お持ちの車では大丈夫でも、将来的に買い換える可能性がある場合は
そのあたりも考慮して少し余裕のあるサイズを設置しましょう。
*カーポートの柱は2本~8本!
おすすめは扉の開け閉めに干渉しにくい4本柱ですが、
柱の本数によって価格はもちろん、耐積雪量が変わります。
「耐積雪量」とは、屋根の上に載せて耐えることができる新雪(降り積もったばかりの雪)の量のことです。
降雪量が多い地域で耐積雪量が少ないカーポートを取り付けてしまうと、屋根の雪下ろしが必要になったり
最悪の場合雪の重みでカーポートが破損する場合がありますので注意!
*カーポートは幅のゆとりが命!
車を置くだけだと一見余裕がありそうに思えても、
乗り降りの際には車幅より外側に身体が出ます。
乗り降りのスペースや扉の開け閉めに必要なスペース、
冬には屋根のない部分の除雪の手間が発生することなどを考えると、
できる限り余裕をもったサイズがおすすめです。
大体車幅よりも100cm以上ゆとりのあるものを選ぶといいでしょう。
また、家までの動線上に屋根がかかっていない場所があると、
雨が降っている日には濡れてしまうことになってしまいますので
出入りする際の動線のことも考えたサイズ・位置にしましょう。
*乗り降りだけでなく、駐車のしやすさも大きなポイント。
間口のサイズは駐車のしやすさにも影響します。
毎日車を使うのであれば、駐車しにくかったり、
何度も切り返しが必要になると意外と大きなストレスとなります。
道路との位置関係のことも考慮して、駐車がしやすくなるよう考えましょう。
オプションにはなりますが、前の柱のみ「梁延長」することで外側へ逃すこともできます!
次回は「屋根」について、失敗しないカーポートづくりのコツをご紹介します!
お見逃しなく!