2023.04.24
網戸の調整はどうやってやる?隙間ができる原因や調整方法について
網戸を閉めたとき、完全に締まりきらず隙間ができていることはありませんか?そのまま放置すると、虫が入ってきたり外れてしまう原因につながります。
ここでは、網戸の調整方法についてご紹介していきます。
網戸の調整が必要な状況とは?
まずは、自宅の網戸が正常な状態なのか?を確認していきましょう。
網戸の動きが悪い
網戸の調整が必要な状態として、まず挙げられるのは、「網戸の動きが悪い」ときです。正常な状態の網戸は、網戸の開け閉めをした際にスムーズに網戸が動く状態です。網戸の動きが悪くなっている状態のときは、調整が必要になりますので、注意しましょう。
網戸の建てつけが悪い
網戸の建てつけが悪く、網戸を閉めたときに隙間ができてしまう際にも、網戸の調整が必要になります。網戸に隙間ができてしまう原因は、網戸の左右の高さが合っておらず、建てつけが悪いことです。
このような状態になっている場合、網戸が外れて落下してしまうことも考えられますので、早期に調整をした方が良いでしょう。
網戸に隙間ができてしまう原因
なぜ、網戸を閉めた際に窓との隙間ができてしまうのでしょうか?その原因について詳しく見ていきましょう。
長期的な使用により劣化
網戸を閉めたときにいつの間にか隙間ができてしまっている場合、長期的な使用により劣化していることが原因の可能性があります。網戸は一般的に網戸の耐用年数は5年~10年程度と言われており、5年ほどで交換の時期が来ます。
網戸を長期的に利用していると劣化し、スムーズな動きができなかったり、高さのバランスがズレたりして隙間ができてしまうようになります。
建物自体が歪んでいる
網戸に隙間ができてしまう要因として、建物自体が歪んでしまっているということも考えられます。網戸をいくら調整しても隙間ができてしまう場合、建物自体に原因がある可能性がありますので、そのような場合は網戸のプロ(業者)にお任せした方が良いでしょう。
網戸の調整に必要な道具
網戸を実際に調整する場合に必要な道具を見ていきましょう。
・プラスドライバー
・軍手
・脚立
網戸を交換する際には、プラスドライバーでネジを調整し、高さを合わせるといった作業が必要になります。
その際に、網戸を外したり取り付けたりするタイミングで脚立が必要になるケースがありますので、脚立を用意しておきましょう。
また、ゴム付きの軍手などを用意しておくと、誤って網戸を落としてしまうということも避けられるでしょう。
網戸の調整方法
網戸の調整方法について、「動きが悪い時」「建てつけが悪い時」のケースによる調整方法を具体的に確認していきましょう。
網戸の動きが悪い場合の調整方法
網戸の動きが悪い時には、以下のような調整方法になります。
1.網戸上部の「調整ネジ」をゆるめる
2.「外れ止め」を下げて固定ビスをゆるめる
3.網戸を外し、戸車のゴミを除去
4.戸車が破損していないか確認し、破損していた場合は網戸を交換する
このように、網戸の状態だけではなく、戸車にゴミが溜まっているケースもあります。
網戸の建てつけが悪い場合の調整方法
網戸の建てつけが悪い場合には、以下の調整方法となります。
1.網戸上部の「外れ止め」をゆるめる
2.網戸下部の「調整ネジ」で高さを調整する
3.左右の高さが合うように両端の「調整ネジ」で調整する
4.「外れ止め」を元通り固定する
このように、建てつけが悪い場合には、高さを調整していきます。
網戸の調整時の注意点
最後に、網戸を調整する際の注意点について確認していきましょう。
・網戸落下の危険
・人身事故や物損事故にも
・転倒事故
網戸を交換する際に気を付けたいことは、網戸交換の際に網戸を落としてしまい、人身事故につながったり物損事故につながるケースです。
網戸交換時に手を滑らせて網戸を落としてしまうと、網戸自体を購入しなければならなかったり、網戸が人にぶつかってケガをしてしまうといったことが考えられます。
あまりこのような作業に自信がない方は、網戸の交換業者に依頼してプロに任せてしまった方が安全と言えます。
また、自分自身が脚立から落ちて転倒してしまい、骨折などのけがをしてしまうケースもありますので、注意しましょう。
網戸の調整はプロに任せよう
ここまで、網戸に隙間ができてしまう原因や、網戸を調整する方法についてご紹介してきました。網戸の交換は自分自身でも行うことができますが、網戸を壊してしまったり、ケガにつながったりする可能性があるため、できれば網戸の調整はプロに任せた方が良いでしょう。
自分で調整する際には、十分に注意して行うようにしましょう。