Nissho

2022.06.18

アミドクターが語る、網戸の要「ネット」のお話(後編)

【ヨミガエル】さてアミドクター、今回はなにを?

【アミドクター赤間】前回から2回にわたり、網戸の中でもっとも大事な部分である「ネット」についてのお話をしていますが、今回は、世界の網戸と日本の網戸の違いについてお話します。

前回、日本の網戸のネットの素材で最もポピュラーなのは「ポリプロピレン」だという話をしましたね。ほかにも「ポリエステル」や「ステンレス」などを使った網戸も紹介しましたが、実は、海外の網戸の素材は全く違います。

海外で多く使われている素材は「グラスファイバー」なんです。

グラスファイバーの網戸の特徴は、耐久性が高く頑丈で燃えにくいこと。

日本でもあることはあるんですが、高性能な高級ネットとして知られています。

【ヨミガエル】どうして日本と世界の素材は違うんですか?

【アミドクター赤間】なぜかというと、日本では初めに合成繊維による防虫網が開発されたことによります。当初は塩化ビニル系樹脂が用いられていましたが、素材の環境的な問題から、後にポリプロピレンが一般的に普及しました。

【ヨミガエル】じゃあ、グラスファイバーの網戸は日本で買うのは難しいんですか?

【アミドクター赤間】良い質問です!実は、Nisshoではこの春より、グラスファイバーの網戸が標準価格でつけられるようになりました!日本国内では唯一!のすごいことで、アミドクター界隈ではいま一番ホットなニュースです。

いままではポリプロピレンのネットのおよそ2倍の価格で少々お高めだったんですが、このたびなんと同じ価格で高級ネットを付けちゃいます!

【ヨミガエル】そんなにいいものを、いいんですか!?

【アミドクター赤間】いいんですっ!!さらに先日、アミドクターの個人的な興味で耐熱性を調べるためにタバコの火を押し当てる実験をしてみたのですが、ポリプロピレンネットはすぐに貫通したのに対し、グラスファイバーネットはなかなか穴が開きませんでした!

ポリプロピレンネットにタバコを押し当てた時。瞬時に穴が!
続いてグラスファイバーネット。なかなか穴は開きませんでした!

ポリプロピレンの耐熱温度が100度すこしと言われている中、グラスファイバーは800度ほど。だから燃えにくいんですね〜。

【ヨミガエル】アミドクターの網戸熱は800度以上ですね!!

【アミドクター赤間】そんな強さを誇るグラスファイバーネットを標準使用できる具体的な対象商品についてはお近くのNisshoか、アミドクターまでお問い合わせください。

【ヨミガエル】Nisshoイチオシのオススメネット、ぜひ使ってみてください!

【アミドクター赤間】また、オススメのネットつながりで言えば「プライバシーネット」というものがあります。外側にステンレスのコーティングがされているので、太陽光を乱反射して、外から室内が見えにくくなります。

内側は外の景色がよく見える「ブラックネット」

窓を開けていてもプライバシーを守れるので、大通りに面した窓への設置などにオススメです。

この「プライバシーネット」は渡部絵美さんがCMに出演している「インナーアミド」にも使用されています。

こちらもNisshoイチオシ、アミドクター激推しの網戸となっています。

【ヨミガエル】今回も興味深い網戸のお話でした。ありがとうございました!

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