Nissho

2022.11.19

知ったら網戸が愛おしくなる!可愛い網戸部品〜戸車編〜

【ヨミガエル】さてアミドクター、きょうはどんなおはなしですか?

【アミドクター赤間】網戸に関することをみなさんにも色々と知ってほしいということで、前回に引き続き網戸を構成するうえで欠かせない大事な部品・パーツのお話をしようと思います。きょうは「戸車」について!

戸車は、網戸の主に下枠についている、窓枠のレールを走る車輪のようなもので、網戸を左右に滑らかに移動させる役割を担う部品です。これがないと網戸が左右に動かなくなってしまうという、縁の下の力持ち的なパーツ。

昭和30年代以降のアルミサッシの登場によって、レールの上を可動する戸車がついた網戸が普及していきました。その前までには、窓の木枠に建て込む固定式の木製枠の網戸などもあったと言われています。

また本州の窓のサッシはまだまだアルミのものが多いですが、近年増えてきている樹脂サッシに対応できる戸車が誕生するなど、密かに進化もしています。

種類も豊富にあり、まず取り付ける位置の違いとしては主に下枠の底につくタイプと、下枠の室内側正面につくタイプの2種類があります。

そのなかでもスタンダードな中芯タイプ、サッシの障子とレールとの隙間が狭い場合に使う偏芯タイプ、アルミサッシよりもレールが太い樹脂サッシに使う太レールタイプなどがあり、当社で保有しているものでは形状、色違いなど含め40種類ほどあります。

これがNisshoの戸車たちだ!!!
左から「中芯タイプ」「偏芯タイプ」「太レールタイプ」。この絶妙な違い、わかりますか??
ここの溝に網戸のレールがはまることで網戸は動くことができるのです
こちらの「偏芯タイプ」は網戸レールがはまる溝がかなり室内側に寄ってますよね?
室内側にあるサッシの障子とレールとの隙間が狭い時に活躍します!

【ヨミガエル】戸車ひとつとってもそんなに多彩な種類があるんですね!!奥深いなあ〜。戸車がうまく機能しなかった場合、網戸が故障する原因になってしまったりもするんですか?

【アミドクター赤間】その場合、網戸の動きが悪くなったり、サッシ枠に対して傾いてしまうことで隙間ができて網戸の機能を果たさなくなってしまったりします。ちなみに戸車の故障第一位は「車部分の割れ」

網戸のメーカーがわかれば戸車を自分で交換することも可能ですが、メーカーによってサイズや形状、取り付け方が全く異なるので違うメーカーの網戸に戸車を取り付けるのは不可能です。

もし戸車の調子が悪いな?と感じたり、故障してしまった場合にはぜひNisshoにご相談ください!

ご相談はフリーダイヤル0120-20-8900か、こちらのお問い合わせフォームからどうぞ!

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