2023.11.25
アミドクターが提案!冬の玄関先を快適に変える「玄関フード」のお話
【ヨミガエル】いよいよ寒さが冬本番、という印象になってきましたね。さてアミドクター、今日はどんなお話ですか?
【アミドクター赤間】突然ですが「玄関が寒い」と感じたことはないですか?お部屋に比べて玄関の室温が寒いという話をよく聞きます。古いお家だと、部屋から玄関スペースへ一歩出ただけで外に近いくらいの温度になっていたりもします。
【ヨミガエル】たしかに、実家の玄関では白い息が出ることもあります・・・
【アミドクター赤間】そんなお家にピッタリなのが「玄関フード」なんですが、聞いたことはありますか?
【ヨミガエル】「玄関フード」、どんな設備なんでしょうか?
【アミドクター赤間】「玄関フード」とは、北海道など北国ではお馴染みの設備で本州では「玄関風除室」と呼んだりしますね。玄関ドアの外側に、文字通り風除けや雪の吹き溜まり対策として設置する、ガラス張りの空間のことを指します。
【アミドクター赤間】北国の玄関の寒さは、アミドクターが好きなビールを冷やしたりするのにはピッタリの空間なのですが、その冷気がお部屋の中まで侵入すると暖房効率も悪くなりますので、エコ的な観点からも防いでおきたいところです。
その玄関内の寒さの原因の一つとして、「ドアやポストの隙間から入り込む冷気」というのがあります。
【ヨミガエル】そんなところから冷気が入り込んでくるんですね!
【アミドクター赤間】「玄関フード」を取り付けると、サンルームのように外気よりちょっと暖かい空間が玄関の先にひとつできるので、冷気がダイレクトに入り込むのを防ぎ、玄関内の寒さをやわらげることができます。
【ヨミガエル】なるほど〜。「玄関フード」というのは昔からある設備なんですか?
【アミドクター赤間】豪雪地帯では冬の間、屋根から地面に向かって木材を立て、ワラや板で家や玄関を囲って家の中に雪が入るのを防いだり、通路を確保するための「雪囲い」というものが古くから用いられていたそうです。「玄関フード」は、その「雪囲い」をアルミを用いて進化・発展させて商品化したものなのですが、その歴史は長く、Nisshoでは1975年に「雪んこ」という名前で発売した、という記録が残っています。
【ヨミガエル】約50年前!アミドクターもまだ生まれていない頃じゃないですか?
【アミドクター赤間】そうなんです。当時の「玄関フード」といえば、扉の下についた戸車がレールの上を走ることで開け閉めしていたのですが、この“下レール”というものがなかなか厄介者でして。そこに雪が詰まり凍ってしまうことで開け閉めがしにくくなったり、玄関フード内に入り込んだ砂利などのお掃除にも邪魔になることがありましたが、最近はその下レールをなくした「ノンレールタイプ」というものが登場しています。
【ヨミガエル】「ノンレールタイプ」!なんだか最新鋭な響きですが・・・どういうものなんですか?
【アミドクター赤間】よく「ハンガー引き戸」とも呼ばれるのですが、ハンガーのように扉を上から吊り下げているため下のレールが不要で、重いガラスの障子の開閉も軽い力でできるというとても便利なタイプなんです。
【アミドクター赤間】また、玄関の形はさまざまですが、各家庭の玄関ポーチにピッタリの形でオーダーメイドで取り付けることができます!古くて寒さの気になるお家のリフォームはもちろん、新築のお家でも玄関先への雨風や雪の吹き込みをどうにかしたいという方に人気の工事ですので、お悩みの方はぜひご相談ください。
【ヨミガエル】雨風に晒されなくて済むということは、昨今の「置き配」の対応にも活躍しそうですね。
【アミドクター赤間】そうなんです。ちなみにサイズにもよりますが、一番簡単なタイプだと参考取付価格は15万円〜35万円なので、そこまで大きな費用もかかりません。今年の冬を快適に変えるためにぜひご検討ください。もちろんNisshoならご相談・お見積りは無料です!
【ヨミガエル】今回もありがとうございました!