2022.07.22
網戸の種類と選び方を知ろう!注意点もおさえて理想の網戸に
こんにちは! リフォームオタクのミチガエルです!
窓から風を通しつつ虫の侵入を防ぐ網戸。
ひとくちに網戸といっても、その形状やネットの種類は設置場所や目的によってさまざまです。
今回は、網戸の種類やネットの材質、カラーの違いによる特徴などをご紹介します。
お家と目的にぴったりの網戸が見つかりますよ!
網戸の形状にはどんな種類がある?選び方の注意点も伝授
窓と同様、網戸の形状にもいろいろな種類があることをご存知でしょうか?
まずは主な6つの形状をご紹介します。
パネル型網戸
【引き違い窓用】
引き違い窓に設置するパネル型の網戸で、もっとも一般的に普及している形状です。窓の外側につけ、横にスライドして開閉をします。使用できるネットは、目の細かさや素材違いなど、さまざまな種類のネットに対応できます。
固定式網戸
【上げ下げ窓用】
主に上げ下げ窓などにつける開閉ができないタイプの網戸です。網戸は日常的に開閉はせず、網戸を清掃する際には網戸を取り外して掃除します。
ロール式網戸
【縦滑り出し窓用】
押し出し窓の室内側に設置し、ネットをロール状に巻き取って開閉する形状。ロールカーテンの網戸版と言えば、伝わりやすいでしょうか。
網戸をスッキリコンパクトに収納できるのがメリットですが、網戸を出す時にロールを伸ばす時間がかかり、虫が侵入しやすいデメリットがあります。
スライド網戸
【縦滑り出し窓】
北国の窓に多い押し出しタイプの高気密樹脂サッシの内側につける網戸です。
左右に開閉するため開け閉めの距離が短く、自動巻取タイプなので窓を開けた後はシャッと網戸を引き出すことができます。網戸を使わない時には網戸の枠の中に収納できるため、窓からの景色を遮らず、窓周りがすっきりします。
内窓がある窓の奥行幅によっては取り付けられない場合もあるので確認が必要です。
なお、引き違い窓の内側に取り付ける新発想の「インナーアミド」へのお問い合わせも増えてきています。
アコーディオンプリーツ網戸
網戸が細く折れ曲がり、使わないときにはアコーディオンのように折りたたんで収納できる形状の網戸です。
網戸を開けたときには折りたたんでコンパクトに収納できることから、大きな掃き出し窓やテラスドア、玄関・勝手口のドアなどに設置されます。
折りたためる部分の掃除がしづらいこと、強い風がふくとプリーツ部分が膨らんでしまうこと、価格が高めなことがデメリットとして挙げられます。
折戸式網戸
【玄関用】
お風呂場で使われている折り戸と同様の形状をした網戸です。おもに玄関用として使われます。
真ん中から2つに折れて開閉するため、開けた後のネットが邪魔にならず、すっきりと風を通すことができます。
網戸の種類を選ぶ時のポイントは?自宅の窓にピッタリな網戸を選ぶなら、網戸専門業者に相談を。
網戸の形状がたくさんあることがわかりましたが、窓の種類によっては取り付け可能な網戸の形状が違う場合があります。
網戸の設置場所にも室外と室内に分けられ、一般的な引き違いの窓は網戸を「室外」に、上げ下げ窓や押し出し窓だと「室内」に設置します。
網戸はその種類や設置場所など、さまざまな条件があります。とくに網戸は窓との相性が大切なので、選ぶ際は窓に合わせることをお忘れなく。
網戸は自分でも設置が可能ですが失敗したり落としてしまう可能性も。自宅の窓にあった網戸を取り付けるのであれば専門業者への依頼がおすすめです。
網戸ネットの種類は?材質やメッシュの違いを知ろう
網戸は形状だけでなく、ネットにも種類があります。ネットは素材、網目のサイズ、色によって特徴が違いますので、張り替えの際には目的によってネットを選ぶことが大切です。
網戸ネットの4種の材質
網戸ネットに使われる材質は主に4種類。
それぞれの特徴を知って、設置場所や目的に適したものを選びましょう。
ポリプロピレン
多くの網戸によく使われている素材で、価格が安いのが魅力。軽くてやわらかく、耐久性もあり、熱にも強いです。
ポリエステル
ポリプロピレンよりも繊維が太く強度や耐久性が高い素材。犬・猫などのペットを飼っている方は爪で破れるのを防げるためおすすめです。
グラスファイバー
ガラス繊維が含まれている素材のため、熱に強いことが大きな特徴で高品質。キッチン周りや日差しの強い場所に設置することが多いです。
Nisshoでは2022年6月より、標準ネットを「ポリプロピレン」から「グラスファイバー」にグレードアップさせました。
ステンレス
鉄、クロム、ニッケルなどをあわせた合金素材でできており、高い強度と耐久性が特徴。とても破れにくいためペットがいる家庭はもちろん、防犯対策を意識した網戸としてもおすすめです。加工が難しい素材のため、価格が高くなります。
網戸ネットの網目の大きさは?
網目の大きさは「メッシュ」といって、1インチ(25.4㎜)の中に網目が何個あるかという単位で表されます。数値が大きくなればなるほど網目が細かくなり、虫の侵入を防ぐ効果が高まります。
ただし網目が細かいほど風通しが悪くなる、ホコリが付きやすくなる、価格が高くなるというデメリットもあります。
一般的に広く使われているのは18メッシュや20メッシュ。風通しは良いですが、細かい虫は侵入してしまう可能性もあります。
虫対策を重視するなら24メッシュ以上の細かさがおすすめ。30メッシュ、40メッシュというさらに細かいものもあります。
網戸は色にも種類もある!色の選び方とは?
網戸に使われるネットは、色にも種類があります。
窓からの景観を大切にしたいなら、ブラックネットを選ぶのがおすすめ。
網目が見えづらいので、網戸をしていても外の景色がクリアに見えますよ。その代わり外からも見えやすいという点や、網戸が見えづらく衝突して破壊する可能性があるというデメリットはあります。
グレーのネットは光がネットに反射・拡散して視線を遮る効果があります。目隠し効果を求めるならグレーのネットにしましょう。
グレーよりもさらに目隠し効果の高いプライバシーネットは、内側はブラック・外側は太陽光を乱反射するステンレスのコーティングを施しているネットで、外から部屋は見えにくく、室内側からは景色が見えやすいというメリットがあります。
網戸の種類とその特徴を知って目的に合った網戸を選ぼう
網戸の形状や素材、色は実にたくさんの種類があります。
さまざまな種類の網戸から検討したい方はNisshoへご相談を!
網戸は形状だけでなくネットにもさまざまな種類があり、素材や網目、色など選択によって見た目と機能が異なります。網戸の設置・張り替えをする際には、目的やお好みにあわせた網戸を選ぶことが大切です。
Nisshoではお客様の用途にあう、さまざまなタイプの網戸をお客様の窓サイズに合わせてオーダーメイドでお作りしています。採寸にお伺いし、網戸が完成すると設置にお伺いします。網戸の設置に興味があるけど費用が心配、網戸交換の必要があるのかといったお悩みのご相談もできます。
Nisshoでの網戸のリフォームは以下の通りです。
引き違い網戸 約10,000〜16,000円(参考価格※)
スライド網戸 約20,000〜30,000円(参考価格※)
インナーアミド 約75,000〜98,000円(参考価格※)
*税金を含んだ金額です。現場により施工金額は変わります。
少しでも興味があれば、まずはお気軽にご相談ください。お見積は無料(※)で行なっています。また、地域によって交通費がかかる場合がございます
※この範囲に含まれない見積もり価格もあります。
※詳細については現地調査の上、改めてのお見積りになります。
※住宅の構造や条件・地域により、商品代・工事費が異なる場合があります。
※商品仕様により価格が異なる場合があります。
※詳しくはNisshoまでお問い合わせください。